1996年イギリスで開発された『トゥームレイダー』は、3DCGを使った三人称視点のアクションアドベンチャーとして誕生した。
秘宝が眠る神秘の遺跡、仕掛けを駆使して進む地下迷宮、厳しい自然の風景が3DCGによって美しく描され、その世界観とゲームシステムは多くのゲームファンから熱狂的な支持を集める。
何より彼らを熱狂させたのが、当時としては珍しい女性主人公「ララ・クロフト」の存在である。フルポリゴンで描かれるタフで美しい女性冒険家ララ・クロフトのキャラクターは世界中の人々を魅了し、後にゲーム界のみならず映画、小説、漫画、雑誌など数々の分野に進出することになる。
この記念すべきシリーズ第1作は、いわゆる「3Dアクションアドベンチャー」というジャンルを切り開いたパイオニアとして、ゲーム業界とプレイヤーに多大な影響を与え続けている。
2013年、シリーズは新たな展開を迎える。
これまでベテラン探検家だったララ・クロフトを、大学を卒業したばかりの新米考古学者として描いたのだ。
2013年『トゥームレイダー』、2015年『ライズ オブ ザ トゥームレイダー』では若く未熟な少女から、最強の探検家になるまでの冒険とその成長過程が描きだされた。リブート作品として発売した2作は進化した緻密なグラフィックと、自由度の高いバトルで全世界からの絶賛を集め、国内外で数百ものアワードを受賞する大成功をおさめた。
シリーズ最新作『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』では、その起源の物語がついに終局を迎える。シリーズのタイトルに冠される“トゥームレイダー”の誕生の瞬間が描かれる本作は、リブート版三部作の完結編としてふさわしい最高傑作とするべく、鋭意開発が進められている。
リブート…原作が同じでも異なる視点で作り直したもの
『トゥームレイダー』シリーズの主人公ララ・クロフト。当時はまだ珍しかった女性主人公としてデビューしたララは、そのルックスやタフな女性像、さらにゲーム性や時代の流れなどの影響から一躍人気を集め、一大旋風を巻き起こす存在となる。
その人気はゲームの枠を超え、1,400以上もの雑誌の表紙を飾り、小説、漫画、テレビ、ミュージックビデオへの出演など他方面に渡る。2001年、2003年にはアンジェリーナ・ジョリー主演、2018年にはアリシア・ビキャンデル主演で、これまで3度に渡りハリウッドでの映画化が行われた。
それらの功績から「最も成功したビデオゲームのヒロイン」をはじめとする、6つのギネス記録を獲得。ゲームキャラクターとして最多のギネス世界記録を保持し、北米ニュース雑誌Timeでは「20世紀で最も影響力のあるエリート」に選ばれるまでとなった。
20世紀末北米・欧州ポップカルチャーの象徴のひとつとなったララ・クロフトは、今もなおゲーム界の女王として君臨し続けている。
父親の仇であり、人類の未来を操ろうとたくらむ組織「トリニティ」を追い、仲間のジョナと共にメキシコへと辿り着いた若き探検家ララ・クロフト。
彼らの狙いが世界を作りかえる力を得るといわれる古代マヤ文明の秘宝だと知ったララは、それを阻止するため過酷な戦いへと身を投じていく。
だがあまりに強く頑なな思いはララの眼を曇らせ、ついには世界を終末へと導く“鍵”へと手を伸ばしてしまうことに…。果たしてララは世界を終末から救い、究極の探検家“トゥームレイダー”となることができるのだろうか──。
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『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー ディフィニティブエディション エクストラ』